活動報告
2017年9月28日
松阪支部活動報告松阪支部介護予防教室
松阪支部では、地域包括支援センターからの依頼を受けて、65歳以上の高齢者を対象とした全3回シリーズの介護予防教室を各地域ごとに実施しております。１回目は口腔清掃・口腔機能訓練について、2回目は口腔機能の確認について、咀嚼チェックガムやおせんべいの実験、呼吸力を鍛える風車や伸びる君の工作等を行います。シリーズ最後の3回目では、今までの振り返りとして「ど忘れ思い出しクイズ」と題して抽選箱に入った問題に答えたり、昔の写真を見たり、思い出話をして頂いたりすることで記憶力を改善する効果が期待できる「回想法」に着目しながら認知機能にも焦点をあてたレクリエーションを行っております。参加者の方からは、「お口の汚れが全身に影響することが良く分った」「学生以来50年振りに歌が歌えて楽しかった」また、夫婦で参加して下さった方からは「パタカラで挨拶するのが家庭内でブームになっています」とのお言葉を頂け大変嬉しく思います。資料作成においては、介護予防担当の役員が中心となり、季節にあった内容や手遊び歌を取り入れ毎年楽しみながら参加して頂ける内容作りにご尽力頂いております。今後も高齢者の方々が、住み慣れた地域の中で活力ある豊かな生活を過ごして頂ける様に口腔機能の維持向上の支援事業に取り組んで参りたいと思います。
(松阪支部：吉村由佳)
