活動報告

2018年5月10日

桑員支部活動報告指導用媒体紹介

いなべ市で昨年の4月より始まった総合事業である「いきいき教室」で使用した媒体の一つを紹介したいと思います。

「いきいき教室」というのは、通所型サービス(短期集中予防サービス)の一つで、もの忘れを意識し始めた方を中心に、日常生活を過ごしやすくするためのプログラムを行う教室です。今回の対象の方が、高齢者、また多少の認知症状のある方ということで、できるだけシンプルに分かりやすくお話をするように心がけました。

その中で、呼吸や嚥下、誤嚥性肺炎等の話をするときに、ホワイトボードに嚥下の図を貼り説明を行いました。動くようにマグネットシートで作成した舌や喉頭蓋なども説明と一緒に実際に動かすと、「自分の知らない間に口の中ではそんなことになっているなんて知らなかった」とみなさん驚いていました。この媒体を使用し、必要性を理解してもらってから口腔体操やレクリエーションを行なうことができた点はよかったと思います。

今後も、指導対象者の年齢や状況に合わせた指導ができるように、媒体のバリエーションを増やしてより楽しく理解してもらいやすいものを考えていきたいと思います。(桑員支部:石田俊江)

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