- 開催区分
- ハイブリッド型
- 研修会名
- 令和6年度 第4回三重県歯科衛生士会生涯研会
認定更新生涯研修対象
- 開催日
- 2024年10月27日
- 締切日
- 2024年10月15日
- 開催時間
- 10:00 - 12:00
- 実施主体
- 三重県歯科衛生士会
- 単位数
- 2 単位
・臨床研修 a 歯周治療の基本技術 Ⅴ 歯周治療の補助に必要な知識と技術(2単位)
- 定員
- 60 人 (Web ライブ配信定員:100 人)
- 受講料
- 三重県歯科衛生士会会員:無料
他県会員:3,000円
会員外:5,000円
三重県内養成学校卒後1年目:無料
- 会場
- 四日市歯科医師会館 3階大会議室・各自受講場所(収容人数:100人)
- 会場住所
- 〒510-0093 三重県四日市市本町9-12 四日市歯科医療センター
〒514-0027
津市大門7-15 津センターパレス3F
津市市民活動センター気付三重県歯科衛生士会
TEL:059-223-0815
FAX:059-223-0815
詳細情報
・演題:Dr.とDHのための歯周基本治療 Up-To-Date. ~エビデンスと心理学を用いた患者アプローチ~
・講師名:鈴木 隆太郎 先生
・所属:はばたき歯科おとなこども歯科クリニック
・職名:歯科医師 院長
・時間:10:00~12:00
・内容:近年歯牙の保存技術の向上や国民の公衆衛生への意識改善もあり、高齢者の残存歯牙は増加している。しかしその反面、歯周病患者は世界的にも数を増しており、Trindadeらの2023年の報告によると歯周病罹患率は62%、重症歯周病罹患率は23.6%となり10年前の同様の研究データより激増している現状だ。本邦においてもその傾向は同様であり、歯周病患者の治療はより複雑になっているように思われる。『歯周基本治療で最も重要な事は歯科医療従事者と患者の人間関係である』という事実は言うに及ばないだろう。歯周基本治療が患者の行動変容が必須な治療であり、そのためには対患者関係が非常に重要であるのだが、情報化社会においてコミュニケーションの量が減り、特に経験が浅い歯科衛生士、歯科医師にとっては年配の患者や気難しい患者とどのように接したら良いのかわからないという声もよく耳にすることが増えてきたように感じる。そこで私が自身で取り組み、自院の歯科衛生士にも提唱しているメソッドが"心理学とエビデンスを用いた歯周基本治療"であり、それらを患者対応の主軸に置いているような現状だ。現在までの歯周病に関するエビデンスUp-To-Dateと、それを活用する上で押さえておきたい基礎的な心理学的アプローチを本講演では供覧する。